
沖縄の那覇市内に、決して口にしてはいけない言葉「仲西ヘーイ」とう伝説があります。
こちらの記事は、仲西ヘーイにまつわる伝説及び遭遇する際の脱出方法を紹介します。
仲西ヘーイとは?
仲西ヘーイは、沖縄那覇市に現れる妖怪で、誰もその正体を見たことがありません。
なぜなら、仲西ヘーイと遭遇した人は、正体も見えずに神隠しされるからです。
仲西ヘーイが現る場所「潮渡橋」
仲西ヘーイが現る場所は、沖縄那覇市の前島近辺の「潮渡橋」(しおわたりばし)となります 。
潮渡橋近辺で、「仲西ヘーイ」と声掛けしたら、その姿が現れます。
意外と年代が近い潮渡橋
潮渡橋は明治36年に木造の橋を掛けて命名された橋です。
一般的に妖怪などの伝説は、江戸時代以前のものが多いですが、潮渡橋で現る仲西ヘーイは、意外と近代に近い妖怪です。
神隠しの仲西ヘーイ

潮渡橋で「仲西ヘーイ」と叫ぶと、どこかから「ヘーイ」の返事が返って来ます。
そして、あっという間に、闇に呑まれ姿を消されます。
しかし、それはどこかの異空間に閉じ込めるではなく、井戸や池の底に、正座のままに座られ、死を待つこととなります。
仲西ヘーイから逃す方法とは?
仲西ヘーイに神隠しされたら、運が良ければ他の人に見つかれば、助かる可能性があります。
しかし、仲西ヘーイと遭遇した人は意識がなく、惑わされている状態です。
被害者を正気に戻すために、昔の沖縄では足でお尻を3回を蹴って、意識を戻させます。
基本的に3日間で見つかる場合は、助かる可能性が高いという。
仲西ヘーイの正体とは?
仲西ヘーイは牛から変化した妖怪と言われますが、昔溺死した人の魂とも言われています。
しかし、遭遇しても姿は顕らないため、その真の姿は誰にも見たことありません。
仲西ヘーイまとめ
今回は、沖縄の妖怪仲西ヘーイを紹介しました。
もし那覇の潮渡橋近辺にいく機会がありましたら、決して「仲西ヘーイ」を口にすることはいけません。
もしかすると、あなたも闇に呑まれるやもしれません。